News

お知らせ

【HRBrain事業戦略発表会レポート第2回】  業界を牽引する勤怠管理「KING OF TIME」との連携が生む、データ活用の新たな未来

ニュース

HRBrain事業戦略発表会の第2回レポートでは、新たな事業提携やサービス連携を紹介するセッションの模様をお届けします。この提携は、「戦略構想(第1回レポート参照)」のうち、パートナーとの共創をテーマとする「Duet」を具体化する最初の取り組みです。

KOTHRBrain

代表取締役CEO 堀浩輝(以下、「堀」)は冒頭で、「我々はただやみくもにサービスを広げればいいとは考えていません。品質に責任を持つため、各業界のマーケットリーダーとの協業を模索してきました」と語りました。その第一弾として発表されたのが、勤怠管理クラウド市場を牽引する、株式会社ヒューマンテクノロジーズとの事業提携です。同社の「KING OF TIME」とHRBrainが連携し、これまで分断されがちだった勤怠データと人材データを掛け合わせることで、より深い人事戦略の実現を目指します。本記事では、株式会社ヒューマンテクノロジーズ 代表取締役社長 家﨑晃一氏(以下、「家﨑氏」)と、堀によるセッションから、提携の狙いや具体的な活用イメージ、両社が思い描く未来像をレポートします。

なぜ今、タレントマネジメントと勤怠管理が手を取り合うのか

セッションの冒頭、堀は「これまで勤怠クラウドとタレントマネジメントクラウドという分野は、データ的にもユースケース的にも分断されていた歴史がある」と指摘。今回の提携の第一歩は、この二つの領域をシームレスにつなぎ、データ活用の基盤を整えることにあると説明した。

対談相手として登壇したヒューマンテクノロジーズの家﨑氏は、2003年から20年以上にわたり「KING OF TIME」を提供し、SaaS業界に約16年間携わってきた。家﨑氏は今回の提携が生む相乗効果に触れ、HRBrainのプラットフォームを通じて「KING OF TIME」の価値をより多くの顧客に届けると共に、「我々の勤怠管理のデータを、いかに可能性を秘めた人材の育成にご活用いただけるか。AI活用なども含め、その部分を一緒に推進していきたいですね」と、データ連携の将来性への強い期待を語った。

IMG_6868

勤怠と成果の可視化から、新たな働き方の分析まで。広がるデータ活用の可能性

では、具体的にどのようなことが可能になるのか。堀はまず、ユーザーにとって最も分かりやすい変化として、HRBrainのシステム内で勤怠の打刻が完結できるようになる点を挙げた。

さらに大きな提供価値は、勤怠データを活用したパフォーマンス分析にあると堀は続ける。自身の前職時代の経験を交え、「私自身、前職時代に非常に残業していた一方で、パフォーマンスがなかなか出ない期間が続いたことがありました。そういった状況を明確に可視化できるということは、私自身の経験からもすごく期待している機能になります」と語った。この機能により、長時間労働と成果が結びついていない従業員を早期に発見し、適切なサポートができるようになる。また、リモートワークや出社など、働き方によるパフォーマンス分析といった、より高度な活用も期待されると述べた。

家﨑氏も、「もともと我々の勤怠管理を導入いただく大きな目的の一つは、可視化をしたいというお客様のニーズです」と応じる。「毎日リアルタイムで確認できる勤怠データとHRBrainさんが組むことで、様々なデータを分析にご活用いただければと思っています」と、連携による提供価値の高まりを強調した。

なぜ、連携に至ったのか?根底に流れる「哲学」の共鳴

なぜ、数あるシステムの中から互いをパートナーとして選んだのか。堀は、サービスの品質に責任を持ち続けたいという思いから、業界のマーケットリーダーであるKING OF TIMEが理想だったと明かす。そして、提携の決め手として、家﨑氏や会長をはじめとする同社の姿勢に感銘を受けた点を挙げた。「お客様に対して、すごく実直で真摯な姿勢を目の当たりにして、これがマーケットリーダーである所以なのかと強烈に感じました」と、堀は語った。

IMG_6847

一方、家﨑氏は、HRBrainとの間に事業への深い探求心という共通点を見出したと語る。「我々も23年間この勤怠管理を深掘りしてきている。そして、HRBrainさんは10年間、このタレント市場を掘り下げてこられました」と、その歴史に触れた。両社には一つの道を深く追求する姿勢、根底に流れる哲学に通じ合うものを感じたと、企業文化の親和性が決め手になったと述べた。

両社が見据える「人的資本経営の次のステージ」

最後に、今回の提携が描く未来について問われると、家﨑氏は「企業の成長、社員の成長につながるようなデータを我々が提供できることは、人的資本経営という次のステージに進めることにつながるのではないでしょうか。そういった新たなステージに、この2社で挑戦していきたいなと思います」と、提携がもたらす壮大なビジョンを力強く語った。

この未来像に応える形で、堀も「本格的な勤怠管理クラウドとタレントマネジメントクラウドをここまでディープに連携し、新たな価値を創造していくのは、おそらく初めてです」と、今回の提携が持つ先進性を強調。「だからこそ、様々な新しい使い方、新しい発見を皆様にお届けできるよう、しっかりとサポートさせていただきたい」と続け、顧客を全力でサポートしていく姿勢を改めて示した。

セッションの最後、家﨑氏が「23年築き上げた勤怠管理サービスですので、ご安心してご利用いただければ」と改めてサービスの信頼性をアピールすると、堀は「KING OF TIMEさんとの連携を皆様にお届けするところまで責任を持ってまいります」とコミットメントを表明。さらに、「HRBrain自体もAIを含め、これから非連続的な提供価値をさらに大きくできる様々な材料が揃っておりますので、ご期待いただきたい」と、今後の展開への期待を呼びかけ、セッションを締めくくった。

IMG_6876

HRBrainとは

「HRBrain」は、人事領域におけるあらゆる業務課題の解決と、人的資本の最大化を支援するクラウドサービスです。
タレントマネジメント、評価管理、労務管理、ラーニング、サーベイなどの機能を通じて、人材データの一元管理・活用を実現し、戦略人事の推進と経営の意思決定を支援します。
今後も、人事・経営の未来を支える基盤として、サービスの進化と拡充を続けてまいります。

HRBrain 会社概要

社名:株式会社HRBrain
所在地: 東京都港区三田3-5-19 住友不動産東京三田ガーデンタワー5F
代表取締役CEO: 堀 浩輝
設立: 2016年3月1日

コーポレートサイト: https://www.hrbrain.co.jp/
サービスサイト:
https://www.hrbrain.jp/
HR大学:
https://www.hrbrain.jp/media
人的資本TIMES:
https://note.com/human_capital/